【めるログ】めるビーツのワードローブログ 

■自身のWardrobeについての記録です。備忘録はInstagramにて→@merubeats

OAMC RE:WORK bomber jacket

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こんにちは。

 

MORBです。

(める・OAMC・ rework・ビーツ)

 

2023年も秋冬シーズンに突入しましたね。

 

日中はまだ少し暖かいですが夜は急に寒い。

皆様、体調コントロールお気をつけ下さい。

 

さて、今回のblogは

OAMC RE:WORKについての記録です。

 

まずコンセプト 引用

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「RE:WORK」のコンセプトは、既存の衣服を再利用し、新たなデザインを組み込むこと。前提として、捨てられてしまう衣服や時代と乖離してしまった衣服に新たな可能性を見いだし、OAMCのコアとなるデザインを探求することが挙げられます。そして最も重要なことは、すでに存在する衣服や生地、装飾など、既存の素材を利用するアップサイクルのアプローチによって、新たな原材料の使用を最小限に抑えることを目的としています。

_______________________________________

 

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ミリタリーブランケットを再利用し、新たなデザインとして造られたbomber jacket。

手に取るまではM65ライナーを元にしていると勘違いしていました。

 

縦横のシルエットのバランスがとても良いです。

横に長く身幅がたっぷりなので

ミリタリー風といっても独特のシルエットでとてもモードな雰囲気。

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タグ詳細

NUMBER:22A28OAX09/A

ORIGIN:USA 1990s

RENEWED:JAN 2022 ITALY

DESCRIPTION:REPURPOSED OVERDYED MILITARY BLANKET

 

以下ディテール↓

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袖のジッパーが大ぶりでリブの先まで続いています。中綿で軽いので着た時にこの部分がズシっときます。

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胸のロゴバッチ

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サイドのポケットに付いているボタンは細かい拘りを感じます。

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裾は多分絞りませんが、ドローコードがあります。

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内側には胸のバッチの裏と、パッチポケットが一つ。縫製がとても丁寧です。

また内側の生地はトロッと滑らかなポリエステルを採用してあります。腕を通す時にすごくいい触り心地です。

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元の生地や縫製をそのまま活かしてあります。あまり目立ちませんが、元の生地はそのままなので縫製がほつれている箇所もポツポツあったりします。

このあたりはマルタンのアーティザナルのニュアンスを感じてとても良いと思います。

 

それとオーバーダイ。

カモフラの生地の上から染色されているため

光の加減でよく見るとわかります。

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気温20℃時点での私のSTYLE

 

bomber jacketに合わせているのは

inner:AIDSt 白黒

pants:OAMC Base trousers (ron herman別注)

shoes:birken boston

 

フロントジッパーに付いているヒモが長い。

これ縫い付けられていて取れなくなっています。

動くとヒラヒラして良い雰囲気だと個人的には感じています。

自転車に乗る時など、少し注意が必要です。

 

もう少し気温が下がってくると

この中に別で買ったOAMC RE:WORKのライナーを着て中綿×中綿にする予定。(下の写真はただのカッコつけたポーズです。)半袖だと寒いので、インナーにはマルタンのスウェットかロンTを着るんじゃないかと思います。

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15℃〜20℃の気温の時期が一番好きです。

 

皆さんは今年の秋冬何を着ますか?

私はこの様な感じに、味変としてmargiela archivesを取り入れていくと思います。

もうかれこれ去年ぶりに着てあげれていなかったマルタンのコートやブーツ達がアップを始めていますからね。着用の頻度が増えてきたらブログでも紹介していきたいと思います。

 

今年の秋冬も好きな服を着て好きな事に集中していきましょう。

 

それではまた。

 

AIDS Tshirtは夏のwardrobeという話

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皆さまこんにちは。める・VネックT好きです・ビーツです。

 

最近、threads(スレッズ)始めました。

皆さまは、やっていますか?

 

とりあえず私は、なんかTwitterのようなものなのでしょう・・と、

すごく軽い気持ちで始めてみました!

 

投稿内容とか、どうしよ〜かね〜

二、三日適当なことを投稿していく中で、

・ファッションは:Instagram

・それ以外は:threads

こんな感じで、運用していこ〜 となりました。

 

Instagramの投稿はマルタンに関する写真ばっかりなのに、

ストーリーで、いきなりアニメの画像とか好きなグミの画像とか・・・

きっと・・・皆さん「!??」でしたでしょう・・・。

この悩みを解決できたのは、個人的には大きいです。

 

さて、

我が家にはシングルラックが一本あります。

そこにシーズンで着る服をかけていて、

現在は、夏真っ最中なので、40%ぐらいAIDS Tがかかっています。

 

ということで、夏のwardrobeといえば、これでしょ!企画

「2023年にAIDS Tのこと書いて需要あんのかー!どうかー!」

やっていきたいと思います!!! ドンパフ〜ドンパフ〜♪♪

 

((え、テンション高いけど大丈夫かなこのテンションなに))

 

AIDS Tというのは、MAISON MARTIN MARGIELAで毎シーズンリリースされていた

チャリティーTシャツのことです。

(現在は文字が大きくなってクルーネックでしかもタグもついてたような・・・)

 

詳しいことは、何十年も前から

すでに世の中に既出しておりますので、先人たちの情報をご確認いただければ。。。

 

 

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①99AW 茶×白

 

 

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②00SS 赤×白

 


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③98SS シトロングリーン×白

 


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④04SS カーキ×ターコイズ

 


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⑤04AW 黒×金

 


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⑥08SS 霜灰×白

 


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⑦08AW カーキベージュ×赤

 


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⑧05AW 青紫×白

 


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⑨09AW クリーム×銀ラメ

 


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⑩06SS バニラ×ターコイズ

 


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11 14AW復刻アーミーグリーン×黒 ユナイテッドアローズ限定

 

 

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12 07AW 黒×黒

 

 

現在手元にあるのは、計12枚でした。

先輩から頂いたり、家族や友達にあげたり、ボロボロになりすぎて買い直したり、なんやかんやで、現在の所持数に至ります。

 

そして、なぜ年代ごとに並べなかったんだ!!!

(お気づきいただけたでしょうか)

 

なぜかというと、年代うろ覚えの状態で、古い順に並べてみようゲームを一人でしていたからで・・・答え合わせをしながら年代の記載をしてみたところ・・・

 

 

後半の方全く違う・・・!!!笑笑

 

えっ!?嘘!>>え?!ってなりました。

もうダメですね。。全然忘れてしまっていました・・・。

 

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先日、先輩からデットストックで頂いたAIDSTの厚紙と袋

現在は全部壁に飾ってあります。貴重すぎて捨てられない。

 


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ジャケットの中に着るとこれぐらいのVネック加減。

近年、VネックのTシャツを着ている人をサッパリ見かけなくなりましたが、

個人的にはこの形が絶妙、、だと思っているのですが、、いかがなものでしょう・・・

(08SS霜灰×白を着ています。)

jacket:02SS デニムジャケット 

pants:04SS アナトミックパンツ

 


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夏の合わせとしては、以前のブログで紹介した05SSのデニムパンツに

合わせることがほとんどです。どのカラーでも全て対応してくれます。

 

merubeats.hatenablog.com

 

 

AIDS Tはリリースされてから数十年が経過したわけですが、

94年にデザインされてから、現在2023年に至ってもまだデザインとしては全然着れます。それだけ秀逸ということだと思っています。

 

 

 

そして最後に、

京都に引っ越してきて約一年半になるのですが、

街でAIDS Tを着ている人は、まだ見かけたことがありません。笑

つまり、京都でAIDS Tを着ている人影を見た方!

それは、私である確率99%です!(個人調べ)

 

 

 

それでは、今回はこの辺で。

また次回のブログでお会いしましょう〜

 

お相手は、める・VネックT好きです・ビーツでした!

 

パンツ選びと拘りについて

こんにちは。めるビーツです。

 

2023/06月ですね。

 

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

やはり今日も外は雨が降っています。

 

今回はタイトルの通り、パンツ選びと、少し拘りについてです。

 

私は普段から移動手段として自転車に乗ることが多いのですが、雨の日でもカッパを着て乗ったりします。

 

歳を重ねるとともに、運動の機会が減ってくると、どうしても身体への影響があるので、、

 

 

これは、これまでにコツコツと揃えてきたwardrobeをサイズアウトさせない!為の習慣です。

 

 

 

 

私は仕事柄平日は、スラックスタイプのパンツを着用しています。現在はwardrobeとして週に5日のルーティーンを計三本のパンツでまわしています。

 

そして、職場へはもちろん、愛用の自転車(Tern AMPf1)で激走しています。

 

自転車に乗り続けていると、どうしても避けて通れないのが、パンツ(スラックスタイプ)の耐久性の問題です。

 

スーツパンツのお尻が裂けたなんていう話は、よくあると思います。

 

ジーンズはほとんどがお尻の部分は巻き縫いで仕上げられているので、さほど気になりません。

※念の為巻き縫いとは

(生地端を巻き重ねて、その上から複数本のチェーンステッチで縫合する縫製仕様のこと。)

 

 

裂けやすいパターンといえば、

割縫いになっているパターン。

※割縫いというのは、

(中表に縫った縫い代 (しろ) を、縫い目から左右に割って折り返すこと。)

 

 

生地が痛んでくると、次第に生地の間から向こう側の光が強く見えてきます。

この開きを気にして、その日一日穿き終わった時に、気になって穴が広がっていないかイチイチ確認をするという作業が少しストレスに感じていたりします。

 

出来れば、お尻周りは巻き縫いになっていて欲しい。

 

モヤモヤモヤ…

 

 

 

ここで一旦、マルタンのアナトミックパンツについて触れておきたいと思います。

 

私は最近になってようやく、アナトミックパンツの構造について、ちゃんと理解するところまで辿り着きました。それまでは、固有名詞としてだけ理解していただけでした。

 

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その謎に迫るキッカケになったのは、maison martin margiela ⑩ 04ssのこちら。ウエストベルト仕様のタイプ。

 

アナトミックパンツというのは、もちろんこれだけじゃなく、色々な型、素材で出ています。

 

このシルエットの良さについては、実際に穿いてみないとよくわからないと思います。これが結論です。この良さに気付いている方は、多くいらっしゃるかと思います。

 

しかし、このパンツをwardrobeとして愛用する中で、私にとっての難点に気が付きました。

 

冒頭でお話した、割縫いであるという点。

生地が薄く柔らかいというのもありますが、やはりヘビールーティーンは避けなければと、穿くたびに、お尻の穴チェックが欠かせません。

(そもそもこのパンツで、自転車に乗る方が悪い。すみません。)

 

 

もう一本ストックするか、新たな型を探すかなど、色々と模索していた時に見つけたのが、こちら。

 

https://laila-tokio.com/online/detail/69284/

 

 

このパンツよくみてみると、スラックスタイプなのに、なんとお尻が巻き縫い。

 

99ss恐るべし…。

 

勿論、自転車に乗る想定ではないと思いますが、こんな所にまで気が効いているのかと、絶句したのはつい最近の事です。

 

(単純に物の稀少さ故、値段が…。)色がグレーなら買ったな、と自分に言い訳をし、冷静になって見送りました。

 

 

そんなこんなあり、先日一つのこたえを出すことが出来ました。

アナトミックパンツは一度穿くと、抜け出せない沼と、この言葉に二言はありませんが、その先がある事に気が付きました。この詳細については余白とします。

 

この悩みのひとまずの結論は、"新たなシルエットのパンツを買い足す事"で、消耗までの時間の軽減と、"沼の先にある物は"の発見、新たなチャレンジでした。新たに買い足したパンツについては、さらに長くなるのでまた別のblogでご紹介します。

 

 

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wardrobeについて語る私ですが、諸先輩方には遠く及ばず、まだまだ"wardrobe野郎"道半ばの身であります。

 

・何が自分のライフスタイルにぴったりなのか、とにかくチャレンジを繰り返す。

・本当に気に入った物を、何本か同じ物でストックして、消費の回数を減らす。

など、他にもまだ沢山の課題が見え始めています。

 

 

この様な事と、並行して、他にも色々と考えていて、先日うっかり体調を崩してしまいましたので、皆様は考え事はほどほどに。(本当はアニメの見過ぎで寝不足が…)

 

あと、インプットは大事ですが、アウトプットも大事だなと。

 

このblogを書いている日に、Instagramのストーリーで、ある方に突然名前を呼ばれてハッとしたというか、悪い癖でまたボーッと考え事をしていた所にベストなタイミングで、天の声が聴こえたような気がして、吐き出さねば!ととっさに手が動きました。

 

最後に今後のblogについては、

自分の伝えたい事を、きちんと余白を残しながら、マルタンマルジェラを愛する皆様、ファッションが好きな皆様に向けて、発信していこうと思っています。

(しかし個人的な事すぎて、やや恐縮です…)

 

 

では、また次のblogで。

 

 

 

 

⑩ Maison Martin Margiela 02ss Denim Tailored Jacket

皆様、こんにちは。

める・ミニマリスト・ビーツです。(語呂悪っ)

 

2023年の目標は、ミニマリストになることです。

 

私のwardrobeは、以前まで服だけで150着ぐらいあったのですが、

その中でも厳選に厳選を重ね断捨離をしていったところ、最終的には50着くらいにすることができました。一軍だけ残して、それ以外は徹底的に手放す。これにより、二軍、三軍の概念が無くなり、余計な買い物をすることがほとんど無くなりました。

 

あと、インテリアも厳選をしていて、中でも一番捨てて良かったものはラグです。

圧倒的に部屋の掃除が楽になりました。

部屋がスッキリ片付いていて、自分の気に入っているものだけに囲まれて暮らすことは、人生の充実に繋がることがわかり、どんどん楽しくなってきました。

 

おっと!

もう少しでミニマリストのブログになるところでした。

 

前置きはこれくらいにして、本編について進めていきたいと思います。

 

今回は、【Maison Martin Margiela ⑩ 2002ss Denim Tailored Jacket】についてです。

サイズ46

 

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フロントスタイル

着丈に対してやや袖が短めです。

いや、袖丈に対して着丈がやや長めです。の方が正解です。ここは重要です。テストに出ます。

このバランスが、コーディネートに絶妙なエッセンス(違和感)を与えてくれます。

 

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"THAT SUIT IS YOU SIR"でもお馴染みの

デニムスリーピースのジャケットです。

 

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バックスタイル


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ラペルはやや大きめのノッチドラペル


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ポケットは全てやや丸みのあるパッチポケット仕様

ステッチのみのシンプルさが全体を引き締めているように思います。


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ボタンはツーボタン仕様

使われているのは二つともメタルボタンです。このディテールも全体とのバランスがとても上手い。というか、このシンプルさがニクいほどです。

ご存知の方は多いかと思いますが、下のボタンホールはフェイクで相方のボタンはありますが、留めることはできません。というか、着用上留めることは無いので、空いている必要もないといった事です。素晴らしいディテール。


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ベントはサイドベンツ

デニム生地、パッチポケットなどカジュアルな要素とのバランスが、このベントにより上手く取られています。ここもニクい。

 

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カラークロスは黒

テーラードジャケットなので、当然付いているのですが、デニム地との合わせになると途端に新鮮味があります。


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カフは開きみせの一つボタン

ここもシンプルなメタルボタン。

一つというのも、なかなかの潔さがあります。


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生地は春夏アイテムですが少し厚めの左綾

 

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内側のタグ


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内側フロントショルダー付近にダーツ


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内側フロント左側に小さめのマガジンポケットが一つ


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ライナーは背抜き仕様

個人的には、この時期のジャケット類はコットンのライナーが総裏で付いていることがよくあるのですが、このジャケットは背抜きにして大正解。多分、総裏だと着心地が悪くなりそうです。そして重くなりすぎる気が。

 

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ちなみに私のスペックは、少しサバを読んで、身長173㎝、体重60kgです。

仕事で着用する機会の方が多いのですが、wardrobeにしている、アナトミックパンツとの相性が良いため、かなり重宝しています。

 

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オンなら、シャツに、

オフなら、カットソーに

合わせています。

 

歳を重ねたせいか、若い頃は全く着なかったジャケットを好むようになってきました。普段バッグを持ち歩かないので、ポケットが多いところや、適当にサッと羽織っても様になるところが、気分に合っているのかもしれません。とあるインスタグラマー様の影響もややありますが。

 

これからも長い付き合いになりそうです。

 

という事で、今回はこの辺で。

お相手は、める・ミニマリスト・ビーツでした。

では、また。

最後に、『読者になる』ボタンは、押すなよ! 押すなよ! 絶対押すなよ!!!

('ω')ノ タノム、オシテクレ-

 

 

2023年GW旅の記録(後編)

皆様、こんにちは。めるビーツです。

 

Merubeatsの日本語表記は、めるがひらがなで、ビーツがカタカナです。

いや、本当めちゃくちゃどうでもいいことだと思うんですけど、実は大事なことなんです。

理由は、ひらがな使うとなんか可愛いからです!!!!!

 

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ということで、2023年GW旅の記録(後編)です。

前編がまだの方は、こちらからご覧いただけます。

merubeats.hatenablog.com

 

 

※少々長い履歴ですので、本当にお時間がある時にご覧いただくことをお勧め致します。

 

前回は、沢山歩くことを予定していたのにも関わらず、全く想定せずビルケンのスリッパ(ビルキー)を履いてきてしまったお陰で、山道で足裏を痛めつけるというお話し(滋賀県から名古屋までを巡った話)だった訳ですが、改めて自分が住んでいる日本という国を知ることは大事なんだなと思いました。どんな風景が広がっていて、どんな人がどんなふうに過ごしているのか。少し自分の視野が広がったように思います。(※ビルケンは全く悪くないです。大好きなwardrobeです。)

 

浜松市で迎えた二日目の朝からが後編となります。

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浜松駅近くにある"餃子むつぎく"さん

名古屋の兄貴(実の兄ではなくアニキ)から教えて頂き、写真は朝の様子ですが、実はその前の晩に食べました。食レポはできませんが、とても美味でした。


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それから、コトコト電車に揺られて早朝から静岡駅へ。


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静岡駅に到着。

静岡といえば、ゆるキャン

アニメは素晴らしいカルチャーです。

あまり語りだすと、うるさくなるのでやめておきます。


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『誰じゃ、おぬし!』

と思ったら、まあまあ有名な御二方でした。


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駅前の様子。


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それから、ぷらぷら散歩を楽しんでいると、先輩から静岡といえば、『ambiance』という事を教えて頂き、20分くらい歩いて行ってみました。

maison martin margiela2007年以降のルックブックが飾ってあったり、ノベルティのダイスとか色々非売品がありました。

中の写真は撮れなかったですが、

弟へのお土産にantipastの靴下を購入。


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静岡駅へ戻って、新幹線に乗りいざ東京へ!!

 

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一時間ぐらい乗って、渋谷を目指していたので品川で降ります。


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渋谷スクランブル交差点 16時ごろ

とてつもない数の人がいました。

土地の面積に対して隙間無く人が…

そのうち地面の底抜けるんじゃないですか?(笑)

大丈夫ですか渋谷。


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この日は千葉に住む弟と晩御飯です。

東京だろうと、餃子◯王将を選んでいく、

こういうところは身内ならではですし、相変わらず冒険しないクラシックスタイルです。

 

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近況や色んな話をする中で、弟に私が使っていたmaison martin margielaの財布をあげることに。

一応〜、家に帰れば、もう一つ財布あるからいいかなと思って、わりと軽い気持ちで譲ったんですが、これが最終日への伏線になるとは…。

この日はこのまま渋谷のホテルで泊まり、ブログをカキカキして就寝しました。


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翌朝、10:30 渋谷のモヤイ像前。

Instagramで知り合った方(Kさん)と、待ち合わせです。

本日は、旅の目的地であるLAILA様と、archive store様へ。

初めて行くとお話ししていたら一緒に行って下さることに。

そしてKさん「渋谷は、もう庭だから♪」ということで、お店の開店時間までは、青山周辺のおしゃれなカフェを教えてもらい、少しゆっくりしてからお店の方へ。


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LAILA様入口。

やっぱり東京のお店は洒落てますね。

入口から入ると左側にドアがあり、正面がすぐ2階への階段です。

お洒落な店入ったらすぐ階段ある説です。

2階へ上がると、あのInstagramでも馴染みのある白いトゲトゲの空間でした。

メインは、フラットガーメント。

最新ポストされてた⓪⑩、⑩のtrompe-l'oeilのカットソーや、スクエアトゥブーツなど、もし私がアラブの石油王なら端から端まで、全て欲しいといったラインナップでした。


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archive store様入口。

黒く塗られた壁や階段、金色のネーム。

手摺りを撫ながら、階段をどんどん降りて下へ。

ドアーが見えました。

 

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店内は、シトウレイさんのYouTubeや、archivestore様のInstagramで拝見した事のある風景が広がっていて、お馴染みのブランドラインナップと、現在では目にすることは少なくなったarchive達がズラりでした。※詳しくはarchivestore様のInstagramよりご覧ください。

ガラス張りの大きなショーケースの中には、maison martin margiela ⓪ 2009ssくしを金具で繋ぎ合わせたワンピースが展示されていてとても圧巻でした。

しばらくマルタンのラックの前で、Kさんとこの服は何年のやつか当てるゲームをして(いや、服屋でなにしとんねん…)キャッキャやっていると、店長のsuzuki様からお声かけいただき、マルタンについてのお話をさせていただきました。スタッフのsato様もいらっしゃって、お二方ともとても優しく接していただき、ぜひまた来たいと思わせてくれる温かいお店でした。最後は、マルタンのくしのワンピースの前で、一緒に写真も撮っていただき、とても楽しいひとときを過ごしました。

 


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本日のお宿。場所は渋谷ですが、なんと徳島県出身のスタッフさんが、運営されているようで、藍染や、阿波踊りのグッズなんかがあってテンションが上がりました。(地元が徳島県です)


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翌日は、早朝から銀座(ザギン)へ。


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いつも何も買わないのですが、ついこちらは寄ってしまいます。

ドーバーストリートマーケットギンザ

まあ〜、トレンドを取り入れたい方はここへ行けば、大抵なんでもありますね。

でも、マルタンのarchiveは無いんですよ。だからいつも見るだけ。

Maison Margiela、Dries Van Noten、kiko kostadinov、Raf Simonsだけじっくり見て退店です。


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有楽町にて、、

この時点で、私はまだ弟へのお土産にantipastの靴下しか買っていないことに気がつきます。

そして、無意識に歩き出し、有楽町のルミネにあるRon Hermanへ。

意識を取り戻した時には、師匠が作った財布の前に立っていました。

(そういえば、財布無いんだよなあ。)

(帰ったら、一応別の財布があるんだけど。”小銭入れ”だしなあ。)

(まあ財布はあるんだけど、まあ無いんだよなあ。)

この自問自答を20回くらい繰り返していたと思います。

 

私が勝手に先生と呼ばせていただいている方がいるのですが、その方と以前お話をしていた時、

 

私「先生は、今使っているマルタンの財布がボロボロになったら、どうするんですか?」

 

と聴いた時の回答を思い出しました。

(Maison Martin Margielaの財布って、もう替えが効かないんですよね。だから、気になっていて。)

 

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結論、行き着くべき場所は、師匠の作った財布だったということです。

 

 

大事にしたいことは、物の表面的な部分だけじゃなく、その奥行き。

 

革や、使い勝手の良さはもちろんですが、物が出来上がるまでの全てのことが、私にとってスペシャルで、この先もずっと愛用していける安心感に繋がっていました。これ以上ない財布。

 

極上のwardrobeです。

 

そして、ルミネから出て、すぐに師匠に報告。(跳ねるようなテンションで)

師匠は、これから

”ゆっくり”お風呂を入れて、

”ゆっくり”お風呂に入る。とのこと!

 

私「休日はリラックスタイムを欠かさず、、さ…さすが師匠、プロスポーツ選手のような体調コントロールだ。」

 

その後、タイミングが合えば、恵比寿でお茶でもして、一緒に恵比寿3−3−3ツアーでもしますか。と、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

私「ファtッッtt!?」(宝くじで一等が当たった時くらいのテンションで、とてつもない大きい声が出ました。有楽町の真ん中で)

 

”恵比寿3−3−3”というのは、現在のMaison Margiela恵比寿(2−8−13)が2006年に移転する前に、店舗があった場所です。師匠がマルタンとジェニーと一緒に作った最初の場所。大切な場所。オタクの聖地。

 

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恵比寿南3−3電柱。当時の店舗の写真にもしっかり写っている電柱。

生涯、電柱で感動したのはこの電柱だけです。

建物自体は別の建物になっていて、現在はありません。

師匠が、ここからここまでの敷地にあったんだと丁寧に説明してくださいました。

人って、本当に感動すると、膝が震えるんですよ。


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近所にある、自家焙煎ヴェルデでティータイム。

こちらもある意味、オタクの聖地。

ホットコーヒー(深煎り)が抜群でした。

 

最後に師匠と2009年ぶりにMaisonMargiela恵比寿へ。

店内を回りながら、建物や内装のことを教えてくださりました。

 

贅沢な時間。

例えるなら、

”明日地球が滅びるなら、あなたは何をしたいですか?”

みたいな質問の回答として答えるようなこと。

 

きっかけは、弟に財布を譲ったことから始まった奇跡のような体験。

(弟にも感謝。)

 

一生忘れることはないと思います。

貴重な体験を本当にありがとうございます。


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そして、その日の夜、無事京都へ帰宅。

 

今回の旅は、色々大変な場面はありましたが、本当に良い旅でした。

関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

振り返りとして、旅をするならちゃんと先に宿を決めてから出発することを強くお勧めします。GW期間中は特にです。宿代もピーク時の価格でしたので、かなり大変な散財とはなりました(汗)

 

では、今回の旅の記録はこれで終わりとなります。

ここまで(後編)まで見てくださった方は、本当にいるのでしょうか。

というか、おっさんの一人旅は需要あるのでしょうか。。

 

 

では、また。

最後に、『読者になる』ボタンは、押すなよ! 押すなよ! 絶対押すなよ!!!

('ω')ノ タノム、オシテクレ-

 

2023年GW旅の記録(前編)

皆様、こんにちは。めるビーツです。

 

2023年、皆様のGWはいかがお過ごしでしょうか。

 

私はというと、5/3~5/6まで仕事がお休みでしたので、旅行に出かけておりました。

 

早朝に京都を出発し、

滋賀→愛知→静岡→東京のような感じで、

京都から東京までの間にある街のことを知りたくて、電車と徒歩を駆使し静岡までを実際に見て巡り、最後に旅の目的地である東京に行っておりました。

というのも大抵新幹線(のぞみ)でいつも東京までビューンしていくので、

その間に通る街には、今まで一度も上陸したことがなかったためです。

(お住まいの方どうかお許しください…)

 

旅の記録は前後編になりそうです。

前編は、滋賀県から愛知県くらいまでの旅路がメインになります。

 

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ささ!行くぞ!ということで、旅行かばんに少量の荷物を入れて、出発です。

着ている服は、

・tops:Maison Martin Margiela 14 replica military longsleeve T

・bottom:Maison Martin Margiela 14 five pocket jeans

・shoes:ビルケンシュトック ビルキー

・bag:吉田カバン ボストンバッグにショルダーストラップを自分でつけたやつ


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滋賀県を通る電車内より見える風景です。天気が良かったので気持ちがよかったです。


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ふうー旅最高ー!!!(この後待ちうける苦難にはまだ気づいていない。)


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ちょっとお腹が空いたので、米原駅でランチタイム。

どっかにご飯屋さんないすか!どっかに、、、え、ないやん。駐車場しかない?!え>?!!あった!!!!!!!


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…5分くらい歩いたところにあった、来来亭でガッツリめな食事。

ふう。。天津飯が美味しかったです。


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せっかくなので、一駅先まで歩いてみようと思って、歩き出します。

高架下のトンネルを通って、、もうこの時点で、スリッパで来たことを後悔しています。ここからしばらくの間、苦難となります。


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歩道が無い、山道をできるだけ細くなって歩きます。


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どこまで行っても、山道が続いていきます。

多分二時間くらい歩きました。

途中で見かけた美しい風景たち。

なぜ、ここの駅間を歩こうと選んだのか。

どこもかしこも痛い足の裏。

それからまたしばらく歩いたのちに次の駅があったので、

ここから電車で一気に名古屋まで。

もう、藁にもすがる思いで、いちもくさんに電車に飛び乗りました。

 


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これは、名古屋市街で見かけた地下通路への出入り口。

いや、室外機なんでこんな上乗ってんのよ。で写真を撮ったやつです。

なお、足裏はまだヒリヒリ。


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奥の球体なに?!の写真。

足裏が痛くて一体なんなのか確かめていません…。


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足裏が痛いけど、グラフィクの雰囲気よかった外観。(※落書きは犯罪です。やめましょう。)



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なにやら、色々と街を散策し、日が暮れてきました。高速道路の高架下。

ちょっと、足裏の痛みが引いてきました。


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フラッと立ち寄った、某リサイクルショップで見つけた99AWのシックス⑥のデニムのジャケット(サイズ38)これよかったです。39,900円(税抜)ですけど。


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さあ!名古屋から静岡県の浜松駅まで一気に電車で移動だ!

 


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さすがはGWです。泊まる宿を予約していなかったため、どこも満室。

急遽、バカ高額なホテル(GW中のため)に一泊することに。

完全に、失敗からの学びですね。皆様もお気をつけください。

 

むしゃくしゃして、泊まるだけじゃ満足いかないぞ!ということで、

ブログ用にプロインスタグラマーっぽい置き画を撮影。

うん、まあこれで許したろ。(自分のせい)


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ということで、本日のスタイリングがこちら。

こういうので、いいんすよ。がテーマです。

jacket:Maison Martin Margiela ⑩ コットンリネンジャケット

inner: Maison Martin Margiela AIDS T 08ss

bottom:Maison Martin Margiela  14 five pocket jeans

shoes:ビルケンのスリッパ(ビルキー)

 

ということで、前編はこの辺で。

後編は、いよいよ東京編です。

 

ここまでご熟読いただき、本当にありがとうございます。

コメントで感想などくださると喜びます。

最後に、『読者になる』ボタンは、押すなよ! 押すなよ! 絶対押すなよ!!!

('ω')ノ タノム、オシテクレ-

 

14 Maison Martin Margiela 05ss Five pocket jeans

皆様、こんにちは。めるビーツです。

 

さてさて、旅行から帰ってきて、せかせかとブログ作成を楽しんでいます。

旅行については、別の記事でお話ししていますので、そちらもよければどうぞ。

暇つぶしに簡単な読み物として、ぜひ最後までお付き合い頂けると幸いです。

 

 

そんな今回の旅のお供に連れて行ったwardrobeの中から、

【14 Maison Martin Margiela 05ss Five pocket jeans】について触れていきたいと思います。

 

まずは、アーカイブマニアの皆様にだけ

最初に言っておきたいことがあります。

私は”wardrobe野郎”です。

このブログでは、この後も”有名な○○”または”名作”と呼ばれる”コレクション”はほぼ出てきません(笑)全く無いとは言いませんが、これはとっても大事なことです。絶対に期待しないでください。クラシックなアイテムに絞って自分なりに厳選した”wardrobe”だけです。服そのものの表面的な造形美と、人が着用したことによる経年変化の様子を紹介できたらと思っていますので、そこから感じ取れることを楽しんでいただければと思っています。本当に大事なことなのでもう一度言います。

私が紹介したいのは”wardrobe”です❣❣(オタク特有のまくしたてる様な口調で)です。

 

いつも前置きはとても長くなります。すみません。

では、気を取り直して参ります。

 

ラインナンバーは14(フォーティーン)です。サイズは46。ウエスト幅は平置きで39.5センチ。

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お決まりのウエスト部分に同じデニム生地のパッチは見事なディテール。

バックポケットはこの頃はまだ大きめで手をこぶしにしてもスポッと入ります。

ちなみに08年のものは、こぶしでは入りませんでした。

写ってませんが、ポケット裏はちゃんと裏地付きです。丁寧なモノづくりが伺えます。

 


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生地自体は、薄いデニムですが、全体の色落ちと雰囲気はここまで履くとかなり抜群なんじゃないでしょうか。ヒゲ、ハチノスいい感じです。

 


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ボタンフライはボタン4つ+フックです。(このディテール大好き)

後ろに見えるリペア(白い当て布部分)は私がやったのですが、今見るとめちゃくちゃ下手くそですね(泣)


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トップボタンは、◎のデザイン。

リベットは銅色の丸リベット。

フックも全体の状態の割に、しっかり現存です。


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裏側のリペアはこんな感じです。

ちなみに、フォーティーンのタグはウエストについています。

 

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膝部分や、そのほかはこんな感じ。

白の当て布は、マルジェラを購入するとついてくる、白の布袋を使用しているのですが、スペシャルなのは全て2008年(20周年の時)にだけ配られた楽譜がプリントされた布袋だけを使っていることです。

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うっすらと♪音符が表側から見えてます。

この仕様(使用)は本当にブラボーです。

 

もう一つ、言っておかないといけないことがあります。

このデニムは、私の尊敬する大先輩からいただいたものということです。音符の仕様も先輩のアイデアです。さすがっす👏

そして、当時このデニムにネイビーの5zipライダースを合わせていた先輩を見て、私のwardrobe野郎人生が始まりました。

あまり先輩のことを喋ると怒られそうですが、エイズTとマルジェラのジーンズを履いて草野球を楽しむようなお方で、もう当時の私からしたら、価値観が全然違うというか、まさにwardrobeの究極の楽しみ方をされていると、衝撃が走ったのを今でも覚えています。(先輩スミマセ、、、ん。めちゃくちゃ褒めてます笑)

 

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シルエットはこんな感じ。少しワイドからの膝でキュッとなってからの少しフレア、なんともいえない余裕が伺えるシルエットです。生地が柔らかいので、いい感じに裾で溜まってくれます。

 

 

ということで、今回は私にとって大切な思い出が詰まったプライスレスな一本から

ご紹介させていただきました。

 

では今回は、この辺で。

ここまでご熟読いただいた方、本当にありがとうございます。

コメントで感想などくださると喜びます。

最後に、『読者になる』ボタンは、押すなよ! 押すなよ! 絶対押すなよ!!!

('ω')ノ タノム、オシテクレ-

 

ご挨拶

こんにちは。

 

初めまして。

merubeats(めるビーツ)と申します。

1987年生まれ、(2023年現在)36歳、徳島県出身です。

現在は京都で会社員をしながら、少しづつwardrobeを整えつつ、自分にとって必要な数の服だけ・・・で、毎日楽しいファッションライフを送っています。

 

そして・・・

このブログでは、主に自身のwardrobeに関しての情報を発信していこうと思っています。

 

私は wardrobeをmaison martin margiela(メゾンマルタンマルジェラ)というブランドの洋服で構成しています。

2006年に出会い、さりげないディテールに感銘を受け現在まで愛用し続けています。

もちろん、これまでの過程において他にヴィンテージ古着や、ドメスティックブランド、インポートブランドなどのさまざまな洋服にも触れてきました。そして現在maisonmartinmargielaに落ち着いたという感じです。

 

 

・なぜ、始めようと思ったのか。

まずはmaison martin margiela(メゾンマルタンマルジェラ)というブランドについて少しお話しします。

現在はmaison margiela(メゾンマルジェラ)というブランド名に変わり、デザイナーもチームも変わって、中身も外見も全く別のブランドになりました。しかし、その商業的な商売は成功し、業績を伸ばしていく中でブランドとしては認知度も上がってきました。、、とここまではこれを読んでいる皆様はすでに周知の事だと思います。

 

現状、世の中ではmaison margielaの認識のほうが強く、maison martin margielaはマイノリティな状況の中、個人としてはもっとマルタンマルジェラがやっていた頃のWe(チーム)のデザインにも目を向けてもらって、さらに深い部分にも興味を持つ方が増えればいいなぁと思う今日この頃です。

 

現在ではまだ当時のことを知る人がいて、それなりに好きを共有できているからこそ、マルタンマルジェラというデザイナーとブランドは皆様の思い出の中で生き続けていますよね。(だからアーカイブは高いぞ、笑えないぞ。)

 

では、

あと50年後、、100年後、、になればどうでしょうか。

ファッションの歴史上マルタンマルジェラの名前は残り続けるかもしれません。

しかし、時代と共に服や小物(作品)は世の中で消費され、どんどん数は少なくなっていくことでしょう。

 

マルタン(We=チーム)が残した作品のディテールは、現在でもネット上では全てを確認することができません。

 

このディテール(デザイン)の素晴らしさを少しでも多く、後世に引き継ぎたい。

そういう想いで始めることにしました。

 

しがない会社員の私だけでは、わずかな偏った情報しか共有することはできないかもしれませんが、寛大な目で見守っていただければと思います。

 

次回からは、写真と共に作品のディテールについて触れていきたいと思います。

では、また。