14 Maison Martin Margiela 05ss Five pocket jeans
皆様、こんにちは。めるビーツです。
さてさて、旅行から帰ってきて、せかせかとブログ作成を楽しんでいます。
旅行については、別の記事でお話ししていますので、そちらもよければどうぞ。
暇つぶしに簡単な読み物として、ぜひ最後までお付き合い頂けると幸いです。
そんな今回の旅のお供に連れて行ったwardrobeの中から、
【14 Maison Martin Margiela 05ss Five pocket jeans】について触れていきたいと思います。
まずは、アーカイブマニアの皆様にだけ
最初に言っておきたいことがあります。
私は”wardrobe野郎”です。
このブログでは、この後も”有名な○○”または”名作”と呼ばれる”コレクション”はほぼ出てきません(笑)全く無いとは言いませんが、これはとっても大事なことです。絶対に期待しないでください。クラシックなアイテムに絞って自分なりに厳選した”wardrobe”だけです。服そのものの表面的な造形美と、人が着用したことによる経年変化の様子を紹介できたらと思っていますので、そこから感じ取れることを楽しんでいただければと思っています。本当に大事なことなのでもう一度言います。
私が紹介したいのは”wardrobe”です❣❣(オタク特有のまくしたてる様な口調で)です。
いつも前置きはとても長くなります。すみません。
では、気を取り直して参ります。
ラインナンバーは14(フォーティーン)です。サイズは46。ウエスト幅は平置きで39.5センチ。
お決まりのウエスト部分に同じデニム生地のパッチは見事なディテール。
バックポケットはこの頃はまだ大きめで手をこぶしにしてもスポッと入ります。
ちなみに08年のものは、こぶしでは入りませんでした。
写ってませんが、ポケット裏はちゃんと裏地付きです。丁寧なモノづくりが伺えます。
生地自体は、薄いデニムですが、全体の色落ちと雰囲気はここまで履くとかなり抜群なんじゃないでしょうか。ヒゲ、ハチノスいい感じです。
ボタンフライはボタン4つ+フックです。(このディテール大好き)
後ろに見えるリペア(白い当て布部分)は私がやったのですが、今見るとめちゃくちゃ下手くそですね(泣)
トップボタンは、◎のデザイン。
リベットは銅色の丸リベット。
フックも全体の状態の割に、しっかり現存です。
裏側のリペアはこんな感じです。
膝部分や、そのほかはこんな感じ。
白の当て布は、マルジェラを購入するとついてくる、白の布袋を使用しているのですが、スペシャルなのは全て2008年(20周年の時)にだけ配られた楽譜がプリントされた布袋だけを使っていることです。
うっすらと♪音符が表側から見えてます。
この仕様(使用)は本当にブラボーです。
もう一つ、言っておかないといけないことがあります。
このデニムは、私の尊敬する大先輩からいただいたものということです。音符の仕様も先輩のアイデアです。さすがっす👏
そして、当時このデニムにネイビーの5zipライダースを合わせていた先輩を見て、私のwardrobe野郎人生が始まりました。
あまり先輩のことを喋ると怒られそうですが、エイズTとマルジェラのジーンズを履いて草野球を楽しむようなお方で、もう当時の私からしたら、価値観が全然違うというか、まさにwardrobeの究極の楽しみ方をされていると、衝撃が走ったのを今でも覚えています。(先輩スミマセ、、、ん。めちゃくちゃ褒めてます笑)
シルエットはこんな感じ。少しワイドからの膝でキュッとなってからの少しフレア、なんともいえない余裕が伺えるシルエットです。生地が柔らかいので、いい感じに裾で溜まってくれます。
ということで、今回は私にとって大切な思い出が詰まったプライスレスな一本から
ご紹介させていただきました。
では今回は、この辺で。
ここまでご熟読いただいた方、本当にありがとうございます。
コメントで感想などくださると喜びます。
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('ω')ノ タノム、オシテクレ-