【めるログ】めるビーツのワードローブログ 

■自身のWardrobeについての記録です。備忘録はInstagramにて→@merubeats

2023年GW旅の記録(後編)

皆様、こんにちは。めるビーツです。

 

Merubeatsの日本語表記は、めるがひらがなで、ビーツがカタカナです。

いや、本当めちゃくちゃどうでもいいことだと思うんですけど、実は大事なことなんです。

理由は、ひらがな使うとなんか可愛いからです!!!!!

 

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ということで、2023年GW旅の記録(後編)です。

前編がまだの方は、こちらからご覧いただけます。

merubeats.hatenablog.com

 

 

※少々長い履歴ですので、本当にお時間がある時にご覧いただくことをお勧め致します。

 

前回は、沢山歩くことを予定していたのにも関わらず、全く想定せずビルケンのスリッパ(ビルキー)を履いてきてしまったお陰で、山道で足裏を痛めつけるというお話し(滋賀県から名古屋までを巡った話)だった訳ですが、改めて自分が住んでいる日本という国を知ることは大事なんだなと思いました。どんな風景が広がっていて、どんな人がどんなふうに過ごしているのか。少し自分の視野が広がったように思います。(※ビルケンは全く悪くないです。大好きなwardrobeです。)

 

浜松市で迎えた二日目の朝からが後編となります。

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浜松駅近くにある"餃子むつぎく"さん

名古屋の兄貴(実の兄ではなくアニキ)から教えて頂き、写真は朝の様子ですが、実はその前の晩に食べました。食レポはできませんが、とても美味でした。


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それから、コトコト電車に揺られて早朝から静岡駅へ。


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静岡駅に到着。

静岡といえば、ゆるキャン

アニメは素晴らしいカルチャーです。

あまり語りだすと、うるさくなるのでやめておきます。


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『誰じゃ、おぬし!』

と思ったら、まあまあ有名な御二方でした。


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駅前の様子。


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それから、ぷらぷら散歩を楽しんでいると、先輩から静岡といえば、『ambiance』という事を教えて頂き、20分くらい歩いて行ってみました。

maison martin margiela2007年以降のルックブックが飾ってあったり、ノベルティのダイスとか色々非売品がありました。

中の写真は撮れなかったですが、

弟へのお土産にantipastの靴下を購入。


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静岡駅へ戻って、新幹線に乗りいざ東京へ!!

 

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一時間ぐらい乗って、渋谷を目指していたので品川で降ります。


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渋谷スクランブル交差点 16時ごろ

とてつもない数の人がいました。

土地の面積に対して隙間無く人が…

そのうち地面の底抜けるんじゃないですか?(笑)

大丈夫ですか渋谷。


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この日は千葉に住む弟と晩御飯です。

東京だろうと、餃子◯王将を選んでいく、

こういうところは身内ならではですし、相変わらず冒険しないクラシックスタイルです。

 

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近況や色んな話をする中で、弟に私が使っていたmaison martin margielaの財布をあげることに。

一応〜、家に帰れば、もう一つ財布あるからいいかなと思って、わりと軽い気持ちで譲ったんですが、これが最終日への伏線になるとは…。

この日はこのまま渋谷のホテルで泊まり、ブログをカキカキして就寝しました。


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翌朝、10:30 渋谷のモヤイ像前。

Instagramで知り合った方(Kさん)と、待ち合わせです。

本日は、旅の目的地であるLAILA様と、archive store様へ。

初めて行くとお話ししていたら一緒に行って下さることに。

そしてKさん「渋谷は、もう庭だから♪」ということで、お店の開店時間までは、青山周辺のおしゃれなカフェを教えてもらい、少しゆっくりしてからお店の方へ。


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LAILA様入口。

やっぱり東京のお店は洒落てますね。

入口から入ると左側にドアがあり、正面がすぐ2階への階段です。

お洒落な店入ったらすぐ階段ある説です。

2階へ上がると、あのInstagramでも馴染みのある白いトゲトゲの空間でした。

メインは、フラットガーメント。

最新ポストされてた⓪⑩、⑩のtrompe-l'oeilのカットソーや、スクエアトゥブーツなど、もし私がアラブの石油王なら端から端まで、全て欲しいといったラインナップでした。


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archive store様入口。

黒く塗られた壁や階段、金色のネーム。

手摺りを撫ながら、階段をどんどん降りて下へ。

ドアーが見えました。

 

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店内は、シトウレイさんのYouTubeや、archivestore様のInstagramで拝見した事のある風景が広がっていて、お馴染みのブランドラインナップと、現在では目にすることは少なくなったarchive達がズラりでした。※詳しくはarchivestore様のInstagramよりご覧ください。

ガラス張りの大きなショーケースの中には、maison martin margiela ⓪ 2009ssくしを金具で繋ぎ合わせたワンピースが展示されていてとても圧巻でした。

しばらくマルタンのラックの前で、Kさんとこの服は何年のやつか当てるゲームをして(いや、服屋でなにしとんねん…)キャッキャやっていると、店長のsuzuki様からお声かけいただき、マルタンについてのお話をさせていただきました。スタッフのsato様もいらっしゃって、お二方ともとても優しく接していただき、ぜひまた来たいと思わせてくれる温かいお店でした。最後は、マルタンのくしのワンピースの前で、一緒に写真も撮っていただき、とても楽しいひとときを過ごしました。

 


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本日のお宿。場所は渋谷ですが、なんと徳島県出身のスタッフさんが、運営されているようで、藍染や、阿波踊りのグッズなんかがあってテンションが上がりました。(地元が徳島県です)


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翌日は、早朝から銀座(ザギン)へ。


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いつも何も買わないのですが、ついこちらは寄ってしまいます。

ドーバーストリートマーケットギンザ

まあ〜、トレンドを取り入れたい方はここへ行けば、大抵なんでもありますね。

でも、マルタンのarchiveは無いんですよ。だからいつも見るだけ。

Maison Margiela、Dries Van Noten、kiko kostadinov、Raf Simonsだけじっくり見て退店です。


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有楽町にて、、

この時点で、私はまだ弟へのお土産にantipastの靴下しか買っていないことに気がつきます。

そして、無意識に歩き出し、有楽町のルミネにあるRon Hermanへ。

意識を取り戻した時には、師匠が作った財布の前に立っていました。

(そういえば、財布無いんだよなあ。)

(帰ったら、一応別の財布があるんだけど。”小銭入れ”だしなあ。)

(まあ財布はあるんだけど、まあ無いんだよなあ。)

この自問自答を20回くらい繰り返していたと思います。

 

私が勝手に先生と呼ばせていただいている方がいるのですが、その方と以前お話をしていた時、

 

私「先生は、今使っているマルタンの財布がボロボロになったら、どうするんですか?」

 

と聴いた時の回答を思い出しました。

(Maison Martin Margielaの財布って、もう替えが効かないんですよね。だから、気になっていて。)

 

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結論、行き着くべき場所は、師匠の作った財布だったということです。

 

 

大事にしたいことは、物の表面的な部分だけじゃなく、その奥行き。

 

革や、使い勝手の良さはもちろんですが、物が出来上がるまでの全てのことが、私にとってスペシャルで、この先もずっと愛用していける安心感に繋がっていました。これ以上ない財布。

 

極上のwardrobeです。

 

そして、ルミネから出て、すぐに師匠に報告。(跳ねるようなテンションで)

師匠は、これから

”ゆっくり”お風呂を入れて、

”ゆっくり”お風呂に入る。とのこと!

 

私「休日はリラックスタイムを欠かさず、、さ…さすが師匠、プロスポーツ選手のような体調コントロールだ。」

 

その後、タイミングが合えば、恵比寿でお茶でもして、一緒に恵比寿3−3−3ツアーでもしますか。と、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

私「ファtッッtt!?」(宝くじで一等が当たった時くらいのテンションで、とてつもない大きい声が出ました。有楽町の真ん中で)

 

”恵比寿3−3−3”というのは、現在のMaison Margiela恵比寿(2−8−13)が2006年に移転する前に、店舗があった場所です。師匠がマルタンとジェニーと一緒に作った最初の場所。大切な場所。オタクの聖地。

 

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恵比寿南3−3電柱。当時の店舗の写真にもしっかり写っている電柱。

生涯、電柱で感動したのはこの電柱だけです。

建物自体は別の建物になっていて、現在はありません。

師匠が、ここからここまでの敷地にあったんだと丁寧に説明してくださいました。

人って、本当に感動すると、膝が震えるんですよ。


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近所にある、自家焙煎ヴェルデでティータイム。

こちらもある意味、オタクの聖地。

ホットコーヒー(深煎り)が抜群でした。

 

最後に師匠と2009年ぶりにMaisonMargiela恵比寿へ。

店内を回りながら、建物や内装のことを教えてくださりました。

 

贅沢な時間。

例えるなら、

”明日地球が滅びるなら、あなたは何をしたいですか?”

みたいな質問の回答として答えるようなこと。

 

きっかけは、弟に財布を譲ったことから始まった奇跡のような体験。

(弟にも感謝。)

 

一生忘れることはないと思います。

貴重な体験を本当にありがとうございます。


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そして、その日の夜、無事京都へ帰宅。

 

今回の旅は、色々大変な場面はありましたが、本当に良い旅でした。

関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

振り返りとして、旅をするならちゃんと先に宿を決めてから出発することを強くお勧めします。GW期間中は特にです。宿代もピーク時の価格でしたので、かなり大変な散財とはなりました(汗)

 

では、今回の旅の記録はこれで終わりとなります。

ここまで(後編)まで見てくださった方は、本当にいるのでしょうか。

というか、おっさんの一人旅は需要あるのでしょうか。。

 

 

では、また。

最後に、『読者になる』ボタンは、押すなよ! 押すなよ! 絶対押すなよ!!!

('ω')ノ タノム、オシテクレ-